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KMP Days

「ブラタモリ」で関門海峡が特集されました!

2018-08-21
関門橋をくぐる船
関門海峡
旧門司税関
先月、NHKの人気番組「ブラタモリ」で、関門海峡が二週にわたって特集されました。ご覧になりましたか?
私はTVに噛り付いて観ました!私たちの町 下関に、タモリさんが~!!!
 
第一週は 下関側から。関門海峡の複雑な地形についての特集でした。海上保安庁の職員とともに、タモリさんが荒波の関門海峡を船で通航します。
日本の海上交通の大動脈・関門海峡。複雑な航路で潮の流れも速く、最狭幅0.7kmという難所にもかかわらず、1日の通過船数 なんと500隻。cheeky
その理由は関門海峡の抜群の利便性にあります。韓国・中国からの船が、大阪・東京方面に行く際、関門海峡を通り瀬戸内海を抜けるルートが最適なのです。
幕末には、国内の西回り航路の関所でもあった下関の「唐戸」。当時1日1000隻もの船が出入りしていたそうです。下関は古くから海鮮業で賑わっていたのですね。
 
第二週は、海峡の対岸である北九州・門司側の特集でした。
ここでは関門トンネルの歴史と構造に迫ります。タモリさんが点検用の車両で関門鉄道トンネルに入ります・・鉄道トンネル内部は、私も初めて見る光景です。
 
明治時代まで、下関と門司をつなぐ経路は船のみだったのですが、昭和に入り、よりスムーズな輸送を求めて、「関門トンネル」の建設が開始されます。
海の下を掘るトンネルは、地盤の弱さ、気圧・排水の問題など、課題が山積み。しかも当時は人力で掘っていたんですね。400m堀り進めるのに1年以上かかったそうです。
 
そして・・着工から8年後の昭和19年に、世界初の海底トンネル、「関門トンネル」が開通しました。
 
この関門トンネルの技術が、のちに国内外の海底トンネル工事に生かされているそうです。
本州と九州をつなぐ海の下を通るトンネル、下関の人にとっては生活に密着した道路ですが、世界レベルで誇れるトンネルなのですね。
タモリさんも「もう一度来たい」と太鼓判。
 
ブラタモリで取り上げられた土地は、放送後に観光客がどっと増えるらしいです。
下関は、海峡は勿論、見どころや美味しいものがいっぱい。番組を見て、沢山の観光客が訪れてくれることを期待しています!
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